
清少納言記「枕草子」に詠まれた「憑(たのめ)の里」は、歴史と文化の宝庫です。
一方で、標高800メートルに位置し、信濃川と天竜川の分水嶺を有する美しい里山に囲まれた人情豊かなコミュニテイです。
そして、インフラなど生活環境が整った利便性の良いコンパクトタウンでもあります。
交通はJRと自治体振興バスが機能分担する公共交通網ができています。
医療・福祉の診療所・介護施設・介護予防施設が完備され、スーパーとコンビニ、小中一貫教育に取り組む両小野学園。
そして安心安全の象徴である駐在所、ガソリンスタンド、金融機関など、これらがJR小野駅を起点に集約されていて、子育て世帯や働き手、高齢者にも住みやすい生活環境が整っています。
また、国道153号が地域を貫いて、どこへ行くのも便利。仕事と居住においても松本・塩尻、諏訪・岡谷、伊那など三方にマイカー/JRで30分と程よい通勤・通学圏にあり、
マイホーム(土地)も安価に入手しやすい、魅力ある地域です。
小野駅前に複数の飲食店があり交流の場となっています。近年、オシャレなカフェや雑貨店も増えて、移住者希望にも注目の場所となっています。
両小野案内マップ
以下、下線の引かれた施設名からGoogleマップの位置情報にジャンプします。
両地区移住関係のサイトを紹介
塩尻市北小野試し住宅
塩尻市北小野地区に、移住のお試し用として、塩尻市移住お試し住宅があります。定住に向けて利用していただける長期用お試し住宅と、家具付きの短期用お試し住宅を1棟ずつ貸し出しています。塩尻・周辺の環境について知るため、または塩尻での仕事や住居を探すために、移住の足掛かりとしてぜひご活用ください。
※長期用お試し住宅は入居中です。(次は2028年1月頃予定)
生活に欠かせないインフラ等をご紹介
公共交通網
JR小野駅はもとより地区内を路線バス、JRの空白時間帯は振興バス(100円)が塩尻駅まで運行され、地域内は公共交通路網をバスが巡回して、住民生活の利便性を高めています。
両小野学園
平成24年4月から両小野小中学校では施設連携型一貫教育(両小野学園)が導入され、さらに平成27年4月からは、保・小・中連携の両小野学園コミュニテイースクール(保育園2ケ所・小学校・中学校)も始まり、地域と学校が一体で児童・生徒の健全育成に取り組んでいます。
塩尻市北小野保育園と辰野町小野保育園。辰野町塩尻市小学校組合立両小野小学校。塩尻市辰野町中学校組合立両小野中学校があります。
医療・福祉施設
長野県厚生連による両小野診療所(内科・整形外科・精神内科・泌尿器科・消化器科の5診療科目)と院外薬局「アイン両小野薬局」が平成27年10月に新築・開設され、平成30年4月には介護施設「きりとう」(58床)が新築・併設されました。ますます地域医療・福祉が拡充されました。
買い物環境
コンビニ(ファミリーマート・セブンイレブン)がバランスよく配置され、若者から高齢者や買い物弱者に至るまで生活必需品の入手には全く不便さはない生活エリアになっています。
安心安全
2つの行政区にまたがる地域性からお互いのメリットを共有できる土地柄ゆえに、駐在所2ケ所(小野・北小野)ガソリンスタンド2ケ所(小野・北小野)を有することで日常生活の安心安全は確保されています。
また、将来的には国道153号一本(生活道路)の交通量に対し、「両小野バイパス」の早期実現で、緊急時等の迂回路として生活道路の交通量緩和と安全確保を目指しています。
金融機関
年金の授受、公共料金等の支払いなど日常茶飯事に行われる金銭授受の利便性は何といっても金融機関が身近になくてはなりません。その点このエリアには、JAバンク(JA移動金融店舗車も週1日稼働中)、郵便局ATM(小野・北小野)、信用金庫(ATMのみ)が共存していること、コンビニの24時間銀行も併用できます。
自然とイベント
憑の里共通の財産である「シダレグリの千本自生地」、北アルプス・南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳連峰が一望できる「信州の百名山・霧訪山」の自然、そして旧伊那街道宿場跡の「小野宿」、小野光賢・光景(横浜開港の祖)と古田晁(筑摩書房創立者)を輩出した歴史・文化と人情にあふれた風土や四季折々の地域イベントなどを目の当たりにできます。
最大のイベントの7年に1度の「綺羅を見るなら小野御柱」と言われる矢彦神社・小野神社の小野御柱祭(第226回)が令和5年5月に盛大に開催されました。
是非、憑の里・両小野にお出掛けください。お待ちしています。