令和五年卯年御柱祭

天下の奇祭 小野おんばしら祭

令和5年に開催された卯年御柱祭についてお知らせします。

 古くから清少納言記「枕草子」にも詠まれた、ここ「憑(たのめ)の里」に鎮座する小野神社(塩尻市北小野)と矢彦神社(辰野町小野)の両神社で行われる御柱祭は、七年に一度卯年・酉年に行われ、“ 綺羅を見るなら小野御柱”と言われております。
 これは大正から昭和初期の製糸業全盛時代、当時の氏子衆の着飾った衣装などから伝えられるものです。
 色とりどりの法被や衣装などに加えて、長持・騎馬行列・雲助などの多彩な出し物、そして沿道は紅白棒に花飾・提灯などで演出される賑やかな御柱祭です。
 小野神社は赤松4本、矢彦神社は樅4本を切り出し、5月3日から5日の3日間をかけて各地区から両神社へ曳行して境内に建立します。
 行政を超えて行われる憑の里の「小野おんばしら」は、一見の価値があり、御柱を一緒に曳くことも出来ますので、是非お出かけください。

※綺羅とは…あや織りと、うす織りの絹。転じて美しい衣服。また、あでやか華やかで美しいこと。


令和5年1月12日公開の両神社共通御柱ポスター

イラスト提供:
波切 敦(漫画家)

1985年:長野県塩尻市北小野で誕生。
町田・デザイン専門学校を卒業する。その後、『チャゲチャ』や『黒子のバスケ』や『ハイキュー!! 』のアシスタントを経験。
2017年:『ガリバク合気』が第79回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞。
2018年4月:『週刊少年サンデー』(小学館)にてバスケットボールを題材とした『switch』の連載を開始。同作が波切の初の連載作品となる。
2022年1月12日発売の同誌7号より総合格闘技を題材とした『レッドブルー』の連載を開始。

御柱祭公式リーフレット


矢彦神社一之柱 豪壮な根離し動画

さらに間近で撮影された動画はこちらです。ぜひご覧ください。


小野おんばしらフォトコンテスト受賞作品紹介!

小野おんばしら祭で撮影された写真を募集。厳選な審査の後、受賞作を決定いたしました。このページで受賞作品を全てをご紹介いたします。

令和12年酉年御柱祭でまたお会いしましょう!

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